当社は、環境、社会、ガバナンス (ESG) のパフォーマンスをたゆまず向上することを目指しています。世界をより良い場所にすることは、当社の文化、人材、製品の中心となっています。当社のESG戦略は、最上層部から（取締役会の人事およびガバナンス委員会によって）監督されており、職務横断的な運営委員会を通じて組織全体に拡散しています。この委員会は、ESGのパフォーマンスを向上する方法について、インプットを組織全体から受諾してガイダンスを組織全体へ提供することを確実にするものです。このガバナンス構造を通じて、4つの明確なコミットメントを行ってきている当社は、ESGイニシアチブを導入し、チームを目標に注力させてキナクシスが真に違いを生み出せるようにしています。
持続可能な未来を創出することは、自社のビジネスを運営する方法のカギとなる側面であるだけでなく、人間の知能とAI、コンカレントプランニングを組み合わせることにより、当社のお客様がビジネスと世界にとって可能な限り最善の決定を下せるようにするものでもあります。
我々は皆地球市民であることがわかっています。当社では、拠点とするコミュニティと、最も影響を与えることのできる活動をサポートします。
「人を大事にする会社」とは、当社の文化の礎です。世界中のあちらこちらにいる当社のチームは、いずれもその隣のと同じく重要です。社会に配慮した文化を培うにあたっては、誰もを力づけるものになるよう、細心の注意を払います。
社内外のすべてのステークホルダーとの間に、オープンネス、透明性、説明責任によって信頼を構築する責任があると当社は考えます。これには当社のすべてのステークホルダーのデータを保護することも含まれます。
当社のプラットフォームRapidResponse®は、お客様が日々さまざまな形で無駄を減らすのに大きく貢献しています。さまざまな商品の製造業者が、製品の廃棄を削減し、二酸化炭素排出量を軽減し、リサイクルを効率化し、医薬品など非常に重要な品目を必要なときに必要な場所で利用できるようにするのを支援するものです。
2019 年以来、独立コンサルタント Carbonzero のサポートを得て、キナクシスは、スコープ 1 から 3 の活動をカバーする直接的および間接的な温室効果ガス源を特定することにより、環境への影響を測定および開示してきました。2021 年には、カナダおよび国際的なプロジェクトでの評判の良いプロバイダーを通じて調達された高品質のカーボンオフセットに投資することにより、GHG排出量のカーボンニュートラルを達成しました。
スコープ 1、2、および 3 の排出量は、2019 年から測定され、Carbonzero により相殺されています。
また、世界的な気候変動危機の緊急性を認識し、気候リスクと機会に関する管理慣行の改善に取り組んでいます。私たちは気候リスク分析を既存のエンタープライズリスク管理プログラムと統合し、プロセスへのより包括的なアプローチを構築しました。2021 年には、Task Force on Climate-Related Financial Disclosures (TCFD) の勧告に沿ったリスク分析を開始しました。私たちは引き続き、最も重要なリスクと機会を積極的に管理および監視し、財務報告に気候リスクに関する透明性をもたらすという TCFD の目的をサポートします。
カーボン・オフセット・プログラムを補完するために、厳選された炭素排出活動について、世界の森林を再生し、気候変動と闘うためのプラットフォームであるTree-Nationと協力してきました。
最近、賑やかな業界イベントで企業ブースへの訪問者に記念品を配る代わりに、木を植えました。サプライチェーンの未来について議論するソートリーダー、研究者、実践者の業界円卓会議で、キナクシスは参加者に代わって植樹を行いました。
提携の開始から、Tree-Nationは私たちのために、インド、米国、ネパール、タンザニア、ブラジルの 21 ヘクタールに 25,000 本以上の木を植えてきました。Tree-Nationは、この活動が約 6,000 tCO2e の相殺に役立ったと推定していますが、これは私たち自身の GHG インベントリや相殺計算には含まれていません。
植えられた木
再植林されたヘクタール
キナクシスで変わらないことの 1 つは、人を大事にする会社であることです。これが変わることはありません。それは当社のDNAにあり、当社の企業価値、目的、振る舞い、行動、そして共に働く方法を組み合わせることから来ています。当社では、互いの違いを尊重し、平等を目指してたえず努力し、インクルージョンにより我々が個人として、企業として、そして地球市民としてより強くなることを認識しています。最近当社は、他にも重要なイニシアチブがある中で、次のことを行いました。
四半期ごとに時間を設けて継続的なプロフェッショナル育成を奨励し、毎月の「キナクシスデー」をCOVIDの制限解除後も延長しました。
受賞歴のある素晴らしい文化とエキサイティングな仕事の機会の結果、年間エンゲージメント調査の回答率は 89% に増加し、87% の全体的なエンゲージメントスコアと 90% の人々が喜んでキナクシスを友人に勧めていることが明らかになりました。
重要な役割に提示される候補者の30%は過小評価グループの出身でなければならない
RapidResponseは、世界的に認められたフォーチュン グローバル 500 のリーダーやその他の主要企業のサプライ・チェーン・データを処理するため、これらの市場リーダーの信頼を獲得し維持するために、知的財産保護、世界クラスのデータ セキュリティとプライバシーなど、いくつかの重要なプロセスを確立しました。すべてのデータを保護することが重要ですが、当社のビジネスに対する最も重要な影響は、RapidResponse SaaS サービスを使用して顧客のデータセキュリティとプライバシーを管理する方法に関連しています。
当社は、欧州連合の一般データ保護規則 (GDPR) を含め、すべてのデータプライバシー適用法に準拠しています。当社がお客様のデータを処理するのは、RapidReponse SaaSソリューションを提供する目的でのみ、かつ当社とお客様との間の契約条件に従ってのみです。キナクシスのポリシーとプラクティスには、ISO 27000ファミリー規格、クラウドセキュリティアライアンス、NIST 800 SPなど業界で認められている規格に沿った基準が含まれています。
