世界的な大手化学メーカーが可視性、コラボレーション、スピードの向上を図り、サプライチェーンのオペレーションを強化する
2025年6月24日(火)オタワ発 - エンドツーエンドのサプライチェーン・オーケストレーションにおける世界的リーダーKinaxis Inc.(TSX:KXS、以下キナクシス)の日本法人であるキナクシス・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、日本法人社長:小暮 正樹)は本日、化学業界の世界的大手である東ソー株式会社が、業務の合理化と事業の継続的成長の支援を目的としてキナクシスを選定したことを発表しました。混乱が発生しやすいとされるこの業界において、東ソーは市場の変化に迅速に対応し、規制が厳しく変化の速いセクターにおける事業継続性を維持することができるように、弾力性と俊敏性の高いソリューションを必要としていました。
アジア最大級のクロル・アルカリメーカーである東ソーは、数々の基礎化学製品および有機化学製品を供給しています。エチレン、ポリマー、ポリエチレンを供給する石油化学事業から、世界の半導体、ディスプレイ、太陽電池業界を取引先とする高機能材料事業まで、仮に小規模な混乱であったとしても、その負の影響はサプライチェーン全体に波及する可能性があります。
東ソーがKinaxis Maestro™のプラットフォームを選択した理由は、エンドツーエンドのオーケストレーションを提供するそのユニークな機能でした。このオーケストレーション機能を導入することにより、業界の変動に対処しながら、販売とオペレーションの連携の強化、在庫の最適化、需給バランスの改善を図ることができるようになります。これまで東ソーは、スプレッドシートを基本とする手作業に依存していたため、グローバルオペレーション全体の可視性を確保するという点で大きな課題を抱えていました。Maestroを導入することで、断片化されていたワークフローをインテリジェントな自動化を活用して置き換え、より迅速で洗練されたデータ主導の意思決定を可能にする、強力な統一プラットフォームを手に入れたことになります。
「キナクシスと手を組み、当社のサプライチェーン・オペレーションの強化と変革を進めていけることを非常に嬉しく思います」と東ソー株式会社の執行役員であり、IT統括部長 兼 基幹システム更新プロジェクトリーダーの西村光浩氏は話しています。「単純に、従来の企業資源計画システムでは今の化学業界で要求される複雑性とスピードについていけないということです。Maestroを導入することで、ビジネスの成長と業績向上を図りながら、業界の課題により弾力的に対処できるようになります」
「キナクシスは東ソーと共に、東ソーのサプライチェーン・オペレーションの変革と市場耐性の強化を図りながら、世界の化学業界における当社の存在感を高めていけることに期待しています」とキナクシス日本法人社長の小暮正樹は述べています。「Maestroは、複雑な化学産業全体で頻繁に発生している混乱に備え、これを回避するために必要となる可視性とスピードを武器に、グローバルな業務の効率性、敏捷性、成長を高めます」
キナクシスおよび同社のサプライチェーン・オーケストレーション・ソリューションについて詳細は、Kinaxis.comをご覧ください。
キナクシスについて
キナクシスは、最新のサプライチェーン・オーケストレーションにおけるグローバルリーダーであり、複雑な世界規模のサプライチェーンを支えるとともに、それを管理する人々をサポートすることで、人類社会に貢献しています。独自の技術と手法を組み合わせたAI搭載の強力なサプライチェーン・オーケストレーション・プラットフォーム「Maestro™」を通じて、戦略的な長期計画から最終配送に至るまで、サプライチェーン全体の完全な透明性と柔軟性を提供します。キナクシスは、今日の不確実性や混乱に対応するために必要なアジリティと予測可能性を提供する信頼できるパートナーとして、著名なグローバルブランドに採用されています。キナクシスに関するニュースや情報の詳細についてはkinaxis.comもしくは、LinkedInをご覧下さい。
免責事項
本資料の特定事項には、適用証券法に定められている「将来予想に関する記述」が含まれています。「将来予想に関する記述」には、キナクシス(Kinaxis®)の成長機会および見込み利益、ならびに製品およびサービスへの需要に加え、業界の競合他社比較による製品およびサービスの相対的な位置付けに関する当社の見解を含む特定予測ならびにリスクおよび不確定要素が内在しています。「将来予想に関する記述」はその将来動向を保証するものではなく、当社の実際の経営成績、業績、実績、または事業展開状況としての事実とこれらの記載内容が著しく異なる、または可能性が含まれる場合があります。「将来予想に関する記述」に関するリスク要因については、当社がカナダの証券規制当局に提出している公式報告文書に記載されています。キナクシスは法律で明示的に要求される場合を除き、新しい情報、将来の出来事、その他の結果に関わらず「将来予想に関する記述」の訂正あるいは更新を行う義務を一切負いません。